制作物の校正について

更新日:2024.04.18

制作物の校正で、つい文字を見落としてしまったことや、誤った内容で発行・発信してしまったことありませんか?

こちらでは、制作物の校正方法のポイントについてご説明します。

 

校正作業の基本

できるだけ印刷して校正作業を行いましょう。PC等での画面上でのチェックは

タイポグリセミア現象が起きやすいと言われています。

※参照:「紙」に印刷すると間違いに気づく理由(リコー経済社会研究所)

 

【誤字脱字チェック】

チェックする文章を流し読みすると、多くの人は多少の誤字脱字があっても、

脳内で補完されて正しい内容として認識してしまうことがあります。

これをタイポグリセミア現象といいます。

この現象が起こらないように、下記のポイントを押さえてチェックするとミスを減少することができます。

①一字ずつチェックする

原稿と突き合わせてチェックする場合には、一字ずつ追って確認するのが良いでしょう。

文章として読むというよりも一字ずつ文字が合っているか、という視点でチェックするのがポイントです。

特に数字や英語はこのチェックの仕方がおすすめです。

②文節や単語などで区切ってチェックする

一字ずつチェックする時間がない場合や、原稿との突き合わせがなく出来上がった制作物のみを見る場合には、

文節や単語などで区切ってチェックする方法もあります。

上記の文章では、「こらから」(正しくは「これから」)と「たします」(正しくは「いたします」)

の箇所に誤りがありました。ひらがなの文章は見落としやすいため、

このようにしてチェックすると間違いを見つけやすくなります。

 

【曜日チェック】

誤字脱字と同じくらい間違ってしまっていけないのは「日付」や「曜日」です。

過去のデータを引き継いで制作されたもので、曜日だけが更新されていないことや、

後で日付が変更となった時に曜日を変更し忘れてしまうケースもあります。

そうしたミスが起きないように、指示がなくても必ず今年のカレンダーと照らし合わせて曜日もチェックしましょう。

 

【表記統一のチェック】

表記統一とは、表記がゆれているものを正しく直す作業のことを言います。

表記やレイアウトが統一されていると、文章に統一感を持たせ読み手が違和感なく読むことができる為、

校正をする上で大事なポイントです。ここでは2つの内容について説明いたします。

①表記ゆれ

表記ゆれとは、「保証」と「補償」のような同音異義語がタイプミスにより誤った文脈で使われていたり、

「お申し込み」「お申込」のような送り仮名のルールがバラバラだったり、西暦と和暦が混在していたりすることです。

同じ読み方の漢字は特に注意して校正した方がいいでしょう。

②レイアウトの統一

目を引くような配置やデザインのカタログやDMが送られてきたことはないでしょうか。

レイアウトがしっかり統一されて読みやすく配慮されたデザインは、カタログやDMを読んでもらうための重要な要素の一つです。

反面、レイアウトが統一されていないと読み進めるルールや順序がわかりづらいため、最後まで文章を読んでもらえずに、

お送りしたカタログ等が捨てられてしまうこともあります。

校正をする上では文字だけでなく、レイアウトがきちんと統一されているか、下記のような点も重視して見るべきでしょう。

【レイアウト統一のためにチェックすべきポイント】

■ラインがそろっているか

■文字サイズがバラバラではないか

■書体に相違がないか

■スペースの幅が揃っているか

 

まとめ

今回は制作物の校正・レイアウトのポイントについてご説明いたしました。

これまでやり方がわからず、なんとなく文章を読んでチェックしていた方も多いかもしれません。

そのような方は、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。意識してチェックすることで校正ミスを減らすことはできます。

多少手間と時間はかかりますが、後でミスが発覚した際の対応を考えると丁寧にチェックすることに越したことはありません。

エフエムディービーでは、誤字脱字のミスが発生しないように都度校正し、

読み手が読みやすく理解しやすい文章をお客様と共に日々追及しております。

もし、校正に関してのやり方やどの点をみればよいのかなどの疑問がございましたら、お気軽にご相談ください。

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